賢者は強者に優る 賢者バスケ Princeton Offenseからバスケットボールを紐解くコミュニティ |
賢者バスケに参加する
(参加と同時に、Princeton Offeseの解説動画をお送りします)
こんにちは、原田です。
このページでは
2017年10月から運営している
「賢者バスケ」というコミュニティについて
始めた経緯と内容についてお伝えします。
※参加者1398名(2024年9月現在)
「バックカット」を思い出した日
2013年10月
大学3年生だった僕は
とても不思議な体験をしました。
対戦相手のバックカットがあまりにも綺麗すぎて
思わず、ベンチにいながら見惚れてしまったのです。
バスケ人生で初めての体験でした。
わかってても止められない
そのバックカットを武器していたチームは、
特別、身長が高いわけでも身体能力が高いわけでもなく、
僕がこれまで見てきた「強豪」とは違う雰囲気のチームでした。
でも、強く、とても不思議なバスケをしていました。
形があるようでないオフェンス
一人ひとりが迷いなくプレーを選択していく
そんなバスケでした。
対する僕らのチームは、全国区の高校出身の人もいたし、
1対1の強さ、身長、身体の大きさでは明らかに勝っていました。
でも、僕らは負けました。
1対1の強さ、身長、体格では、
明らかに僕らのチームの方が勝っていましたが、
「チームとしての一体感」に大きな違いがあったのは、
僕らのチームのみんなが感じていたことだと思います。
「バックカットに気をつけよう」
そう、試合前に話していたにもかかわらず、
最後の最後までバックカットを止められませんでした。
そして、負けた後、
「自分もあんなバスケをしてみたい」
という気持ちになったんです。
そして、僕らはチームみんなで
僕らに勝ったチームを応援しました。
チームのみんな、僕らを負かした相手のファンになっていたのです。
負けた試合の後に、
そう思えたのは初めての経験でした。
そんな不思議な体験から3年後、
当時、僕が運営していたコミュニティに1通のメールが届きました。
それは”あの不思議なチーム”を
学生コーチという立場から創っていた「鶴」
という人物からのメッセージでした。
同い年の鶴とはすぐに打ち解けて、
「あのチームの秘密」を聞いてみました。
すると、鶴からは、
「ぷりんすとん」
という言葉が出てきたのです。
初めて聞いた言葉でした。
これが戦術を表しているのか、
それともコンセプトを表しているのか、
何もわかりませんでしたが、とにかく印象に残りました。
「プリンストンって何なんだろう…??」
Princeton Offenseとは?
「あの不思議なチーム」が採用していたのは
Princeton Offenseというオフェンスシステムでした。
これはアメリカのプリンストン大学が作り上げたもので、
今でも世界中でPrinceton Offenseの動きや考え方は使われています。
ボールと人が一定の規律を守りながら動き、
スクリーンプレーとバックカットを効果的に使って、
チーム全員で良いシュートチャンスを作っていくというオフェンス。
Princeton Offenseは、
・ディフェンスの守り方によって形が変わる
・ディナイやプレッシャーディフェンスをいなせる
・選手一人ひとりがプレーを自由に主体的に選択していける
といった特徴があります。
これにはプリンストン大学の元HC
Pete Carrilさんの信念が深く関わっています。
「賢者は強者に優る」
キャリルさんは、小さい頃から父親に、
「The smart take from the strong」
ということを言われていたそうです。
これを日本語に訳すと「賢者は強者に優る」となります。
※もちろん、翻訳する人によってニュアンスは異なるので原文が本質です
実際に、キャリルさんが指導したプリンストン大学は、
特別に身体能力が高い選手が多くいたわけではないですが、
1996年のNCAAトーナメント(日本でいう全国大会)の一回戦で
前年度優勝校であり、後のNBA選手を擁するUCLA大学に勝利しています。
(歴史に残る番狂わせの一つとして今でも語り継がれています。)
賢者バスケの内容
このコミュニティでは、
「賢者は強者に優る」という信念をもとに、
バスケットボールの上達とチームでの勝利と人間力の向上
を同時に達成できるようなバスケットボールを創っています。
まず、参加と同時に「Princeton Offens解説動画」をお送りします。
その動画をもとに、キャリルさんの考え方を深め、
Princeton Offenseの取り入れ方を動画を中心にお伝えします。
(参加と同時に、Princeton Offenseの解説動画をお送りします)
一人で目指しているだけでは理想で終わってしまうことも、
コミュニティとして同志と共に進んでいけば達成できるはずです。
そんなことを僕自身、運営しながら感じさせてもらっています。
このコミュニティを運営してから、本当に沢山の繋がりが生まれました。
参加者の方から学ばせてもらうことも沢山あり、
毎日、このコミュニティは進化し続けています。
もし、ここまでの文章を読んで少しでも興味があれば、
一緒に「賢者のバスケットボール」を創っていきましょう!
ご参加お待ちしています。
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(Princeton Offese解説動画を受け取る)
◆発信者
原田毅(Tsuyoshi Harada)
32歳、長野県出身。Twitter「NBAで凄いのはダンクだけ!?」から情報発信を始め、ネット上でPrinceton Offenseを進化発展させるコミュニティ「賢者籠球」を5年間運営する。現在は世界に通じるバスケットボールの雛形「大和籠球」を体系化させ、後世に伝え残していくことを目標に、指導者オンラインコミュニティ「大和籠球」の運営、チームに対する直接指導(勉強会)の開催を行っている。志は、先人の想いや経験を引き継ぎ進化発展させることで、全ての人が自然体で天命に生きられる場と仕組みを創造すること。
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