大和籠球コアコミュニティ
実践チーム

 

 

こんにちは、原田です。

 

いつも発信をご覧いただき、ありがとうございます。

 

2024年12月、

「大和籠球」のコンテンツを販売し、

同時にオンラインコミュニティを始めました。

 

有難いことに100人弱の方が参加してくれました。

 

オンラインコミュニティでは

・大和籠球コンテンツの各テーマを解説

・LIVE配信による質疑応答

・コメントのやり取り

をしています。

 

このオンラインコミュニティは「オープンコミュニティ」であり、

大和籠球を学び実践するうえで、まず始めに参加してほしいコミュニティです。

 

 

今回紹介するのは、

大和籠球のコアコミュニティです。

 

コアコミュニティでは、

「個別対応」「全体ミーティング」

を主に行っています。

 

オンラインコミュニティでは人数の関係で、

一人一人の指導者と個別で関わることが難しく、

「情報の共有」をコミュニティの目的としています。

 

コアコミュニティの「実践チーム」では、

「実践と活用」を目的に個別対応をしています。

 

 

まず始めに

「大和籠球 実践チーム」

を立ち上げるに至った経緯をお話します。

 

 

最も嬉しい瞬間

 

2022年10月1日

 

この「大和籠球」を始めるキッカケとなった

埼玉でU18女子を指導している西村さんとの出会いがありました。

 

西村さんは、僕の発信をずっと前から見てくれていて、

 

僕が過去に運営していた「賢者籠球」という通信講座のすべての内容、

100通を超えるメルマガや2時間近くの解説動画などのすべてを学んでくださっていて、

実際に現場で僕が配信していたことを”実践”してくださっていました。

 

このことが僕は本当に嬉しかったです。

 

 

僕が普段発信している情報量はかなり多いと自負しています。

 

Youtubeにしても通信講座にしても。

 

僕は「情報が多ければ多いほうがいい」とは思っていません。

 

ただ、伝えたいことをまとめると、

それくらいの情報量に毎回なってしまいます。

 

配信しているときの気持ちとしては、

「皆さんもお忙しいと思うので全ての情報を見れなくても大丈夫です」

という気持ちでメルマガや動画を配信してきました。

 

でも、その情報がちゃんと届き、

全ての情報を学んでくださっていて、

現場で実践してくださっていることを知れて、

 

とても嬉しかったです。

 

 

そして、何よりも

リアルで会って話ができたことが本当に嬉しかったです。

 

 

「情報発信をしてきて良かった」

 

と心から思えた瞬間でした。

 

 

と同時に、

 

実際に直接指導することで大きな氣付きがありました。

 

 

現場にしか答えはない

 

僕は西村さんに会う前まで、

ネット上で発信を完結させていました。

 

直接チームを指導する機会をほとんど作っていませんでした。

 

正直、当時の僕は通信講座という形で情報発信することに満足していました。

何百通も書いてきたメルマガ、何百時間もかけて作った解説動画を会員サイトでまとめる。

 

「すごいものができたぞ。これで完成だ」

 

そう、僕は思っていました。

 

 

でもそれは大きな勘違いだったことを

西村さんと選手たちから教えられました。

 

 

この日、

 

西村さんのチームに伺って

選手たちと会って話をし、プレーを見て、

初めて「指導すべきこと」が分かりました。

 

 

西村さんのチームは数年前から僕の発信を見てくれていてPrinceton Offenseを実践されていましたが、この日、僕が指導したことはネット上で発信してきた「Princeton Offenseの動き方」とかではありませんでした。

 

・ドリブルの基礎

・ミートの基礎

・パスの基礎

・味方とのコミュニケーション

・1対1のタイミング

・バックカットの細かいポイント

 

などです。

 

 

これらは僕が一方的に配信しているだけでは絶対に見えないことでした。

 

 

答えはネット上にあるわけじゃない。

 

答えは現場にしかない。

 

 

そのことを痛感させられた時間でした。

 

 

技術や戦術の前に大切なこと

 

 

現場で指導している方は共感できると思います。

 

技術や戦術も大事だけど、

それよりも前に大事なことがある、と。

 

・チームとしてどんなバスケをしていきたいか

・選手一人ひとりはどんな想いでバスケに取り組んでいるか

 

これらがなければ技術も戦術も表面的なものにしかなりません。

 

 

この日、西村さんのチームを直接指導して、

僕は指導者ともっと深く関わる必要があると実感しました。

 

チームの理念

指導者の理念

選手の個性

試合映像

 

これらをきちんと見ることで初めて

僕が貢献できることが見えてくることを知りました。

 

現場にしか答えはない。

 

もっといえば、

 

・選手の中にしか答えはない

 

ということ。

 

 

実践チームへの想い

 

僕は10年以上、情報発信をしています。

 

Twitterでは「NBAで凄いのはダンクだけ!?」というタイトルで

NBA選手から学べるバスケの基礎などを発信しているわけなのですが、

 

僕はNBAの研究者になりたいわけではありません。

 

Youtubeで有名になりたいわけでもありません。

 

 

僕がこの情報発信を通してやりたいことは、

現場で指導している指導者、プレーしている選手たちのバスケットボールをより良くしていくことです。

 

ネット上で完結したくない。

現場のバスケットボールに貢献したい。

 

そう思って活動しています。

 

 

なので、大和籠球を実践して活用する場、

全国の指導者と交流できる場を創ることにしました。

 

それが「実践チーム」です。

 

 

「もう情報は十分です」

 

西村さんのチームを指導した後、

駅まで車で送っていただいたのですが、

 

その時、西村さんとこんな話をしました。

 

 

原田

「西村さん、今まで配信を見てくださってありがとうございます。たくさん情報量あったと思うのですが、全部見てくださっていたことに本当に感謝しています。他に『こんな発信をしてほしい』『こんな企画があったら嬉しい』っていうことがあれば教えてください。要望に応えたいです」

 

西村さん

「原田さん、もう十分です。今の情報だけでも十分学ばせていただいています。ただ一つ、私から言うのも変なのですが…原田さん、お金をきちんと取ってください。この活動が続いてほしいからそう思っています」

 

 

こう言っていただけたことは初めてのことでした。

 

その後、最後にこんな質問をしました。

 

原田

「西村さん、最後に一つお聞きしたいのですが、お忙しい中でも僕の発信に時間とお金をかけて参加してくれているのはどうしてですか?自分自身の強みなどを自分でも認識した上で情報発信をしていった方がいいかなと思っていまして」

 

西村さん

「それだけの価値があると感じているからです」

 

 

そんな経緯があって、

 

この大和籠球の活動が始まりました。

 

 

 

形式

Facebookの限定グループを使って配信していきます。

 

 

Facebookグループを使う理由は、

・信頼関係を築くために本名で参加することを条件にしたいから

・復習や投稿をする上でタイムラインの仕組みが使いやすいものだから

です。

 

日々の実践、悩みの共有など気軽に投稿してください。

それに対してコメントで意見交換をしてより良いものを創っていきましょう。

 

 

内容

現時点では以下のようなコンテンツを提供していきます。

 

・1対1での対話(Zoom)

指導者の方と個別にzoomを行っています。

試合や練習動画を見ることで、チームの課題や可能性を共有することが出来るので、その場でチームに一番必要な視点をお伝えしています。

大和籠球の情報量は多いので、全ての情報を見ることは難しいと思いますし、必要な情報は一人ひとり違うはずです。なので、チームに合った必要な情報を個別でお伝えします。

 

 

・勉強会(直接指導)の映像共有

僕が直接学生チームを指導している時の様子を全て共有します。大和籠球オンラインコミュニティでも共有していますが、実践チームでは最新の情報をいち早く共有しています。

チームの悩み相談をしていただけたら、それに合わせて必要な動画を共有することもできますので、質問や要望があればいつでも気軽にご連絡ください。

 

 

・実践の共有

 

 

 

Facebookは気軽に誰でも投稿ができ、コメント交換もしやすいプラットフォームです。ここでは個別に相談を受けている指導者とのzoomで得られる学び、現場で起きる実際のミスシーンについての解説、同志の皆さんの日々の実践などを共有していきます。投稿に対しては気軽に質問や要望をコメントしてください。

 

 

・月1回の全体ミーティング(Zoom)

毎月1回、全体ミーティングを行っています。

大和籠球の最新の状況や学びをシェアし、オンラインで同志と交流することで「チーム」として共にバスケを深めています。また、勉強会に参加した指導者の方から振り返りをシェアしてもらったり、その場で質疑応答や学びの共有をすることで大和籠球をアップデートさせています。

 

 

参加条件

※全体ミーティングは仕事や時間の都合で参加できない場合は事前にご連絡ください。また状況によっては「耳だけ参加」の日もあるかと思いますが、その場合もご連絡ください。

 

※情報の取り扱いに関してはご注意ください。

 

実践の共有をしていく際、各チームの戦術や練習ドリルといったものをFacebook限定グループに投稿する形になります。それらは同志にのみ共有している情報であることがほとんどであるため、コミュニティ内の情報は外部(SNSも含む)には漏らさないように、お願い致します。

 

 

 

参加費

大和籠球 実践チームへの参加費は月額5000円です。

個別のzoomは無制限に何回でも行えます。また、現在は指導者の型に試合映像を個別で送っていただき、それに対して僕が動画クリップを作って解説することもしています。

 

 

参加者の声

 

最後に、西村さんからのメッセージを紹介します。

 

埼玉でU18女子の指導をしています。
6月のインターハイ兼ウインターカップを終え、3年生は引退となりました。その3年生から原田さんへの感想を紹介します。


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2度にわたり、本校にお越しくださって指導して下さり、ありがとうございました。私は何よりも指さしをしている時が一番幸せで、指さしをするようになってからバスケがもっともっと楽しくなりました。指さしをするとシュート率が上がるというのは最初は少し疑ってしまいましたが、指さししたい気持ちから絶対に決めるという気強ちが強くなり、シュート率も上がったと思います。

 

そして、もう一つより深くバスケにはまるきっかけとなったのが、ゾーンの時のフリーオフェンスです。初めはゾーンにとても苦手意識をもっていて、ゾーンの時のオフェンスがつまらなくてただ苦痛なだけでした。ですが、原田さんからゾーンオフェンスを教わってから逆にゾーンをしてくるチームと戦うのがとてもワクワクして、合わせもしやすいし、自分のプレーがだせるので、苦手意識が0になりました。


また、chinをより詳しく教わったことで型のくずしかし方も分かるようになり、原田さんに教わったあとからのバスケは楽しくて仕方がなかったです。礼をするようになってから、絶対にフリースロー率が上がったと思います。これは言い切れると思います。


私は西村先生と原田さんのバスケが大好きです。ここに入学し、原田さんに教わることができて良かったです。バスケの楽しさに改めて気づかせてくださりありがとうございました。またどこかでお会いしたいです!

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大和籠球の取り組みが、私の指導理念

「バスケットボールを通じて、学び成長する楽しさを広げる」

の背中を強く押してくれています。

 

実践チームのメンバーとして、原田さんによる2度の勉強会を経験することができたこと、そしてその前後も部員たちの挑戦を実践チームの皆さんに応援してもらうことが、部員たち、何よりも私の励みとなっております。この夏には、勉強会合宿、メンバーの方が指導されている大学生チームとも練習試合を行ってもらえることになり、新チームの成長と共にワクワクした日々を過ごしております。


そして、これから実践チームのメンバーを再募集するということで、大和籠球の取り組みをこれからも共有できる方が一人でも増えることも今から非常に楽しみです。

 

西村さんからは試合映像などをよく送ってもらっていて、定期的にアドバイスをしていたのですが、チームが毎試合成長していくのを見るのはとても幸せでした。引退した三年生からのメッセージには感動して泣きました。

 

「指さし」という味方に対して感謝を示す仕草。この小さな氣遣いだけでチームの雰囲気は大きく変わりましたし、この子たちがこんなに幸せを感じていたことを知れて本当に嬉しかったです。

 

こういった結果は、選手の素直な取り組みと西村さんの日頃の指導があってこそであるのは言うまでもありません。その成長の過程に少しでも僕が携われたことが何よりも有難く幸せなことでした。

 

 

西村さんも言っているように、

大和籠球はお互いを応援し合っているコミュニティです。

 

同志の成長や成功が自分のことのように嬉しい感覚になります。

 

新たな出会いを心から楽しみにしています。

 

 

長い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

実践チームに参加する
※登録と同時に案内メールをお送りします

 

 

 

 

 

最後に

 

最後に、Pete Carrilさんの書籍『賢者は強者に優る』の中で、僕が最も共感した言葉を紹介して、この案内文を締めたいと思います。

 

「おそらくいつか自分のコーチングの経歴を振り返って話をすることになるであろう。しかし、一つだけ信じてもらいたいことは、私が懐かしく語るであろうことは、バスケットボールで培った家族のような関係や、私が持ちえた友情と、その場所で得た生涯忘れ得ないであろうと思われる純粋な感情である」

(引用:ピート・キャリル(2011)『賢者は強者に勝る』p.180)

 

 

 

 

 

◆管理人:原田毅

33歳、長野県出身。Twitter「NBAで凄いのはダンクだけ!?」から情報発信を始め、ネット上でPrinceton Offenseを進化発展させるコミュニティ「賢者籠球」を5年間運営する。現在は世界に通じるバスケットボールの雛形「大和籠球」を体系化させ、後世に伝え残していくことを目標に活動中。

志は、先人の想いや経験を引き継ぎ進化発展させることで、全ての人が自然体で天命に生きられる場と仕組みを創造すること。

 

特商法に基づく表記
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