たくさんのご参加ありがとうございます。
現在、募集停止中
次の機会をお待ちくださいませ。
せっかくこのページに来てくださったので
一つ、大和籠球のコンテンツをお渡しします。
①「Pete Carrilさんの信念とPrinceton Offense」
こんにちは、原田です。
大学二年生から情報発信を始め、10年が経ちました。
この度、10年間の学びを
「大和籠球」として体系的にまとめました。
僕がこれまで発信してきたことで、
少しでも「役に立った!」と思ったことがあれば、
是非この機会に受け取ってください。
絶対に損はさせません。
もう既に参加を決めている場合は一番下までスクロールすると参加できますが、
大和籠球に対する僕の想いをまとめているので、後からでも読んでいただけると嬉しいです。
そう思うこと、バスケ人生でありますか?
僕はあります。
大学二年生の冬、
NBA選手の「オフボールの合わせ」
を見て衝撃を受けました。
「ドライブに対する合わせ」
ディフェンスの裏をとってズレを作るプレー
今でこそ「Drift」といって
当たり前に指導されているプレーですが、
あの時の僕にとっては全く新しい知識でした。
「NBA選手って、オフボールでこうやって動いているからフリーが生まれてるのか・・・!」
それまでの価値観が崩れ、
一気に見える世界が変わりました。
この「NBA選手の凄さ」に氣付いた時、
真っ先に思い出したのは、高校時代のバスケです。
あの頃、僕はキャプテンとして練習メニューを作っていましたが、
「オフボールの合わせ」は一切考えてプレーしていませんでした。
とにかく走って、とにかく練習をして、1対1をする。
それしか知りませんでした。
もし、あの時、今の知識があれば、
もっと効率よく練習ができていたし、
もっと楽しく仲間たちとバスケができていた・・・
そう思いました。
でも、あの頃にはもう戻れない。
あの時、一緒にバスケをしたメンバーとは
あの熱量で一緒にバスケをすることはありません。
一度きりの人生で、あの時だけです。
「NBA選手の凄さ」を知った時の衝撃は、
僕のバスケ人生だけではなく、人生の価値観も変えました。
「学べば、見える世界が変わる」
僕の人生にとって、とても大きな経験でした。
例え、同じプレーを見たとしても、
「視点」によって得られる情報は変わります。
知識を得るのには、多くの時間はかかりません。
ほんの数分、
いや、もっと言えば、
「ほんの一瞬の学び」
で見える世界は変わることだってある。
「学ぶことで、見える世界が変わる」
このことを伝えたいと思って情報発信を始めました。
知識を学ぶことは
「今の時間密度」を変えてくれます。
スポーツは、衣食住のように、
「ないと死ぬ!」ってものではないですよね。
いわば、贅沢品だと思います。
世界にはスポーツができない環境の人もいる。
スポーツができているだけ有難いことなのだと思うのです。
スポーツがなくてもしなないけれど、
スポーツに価値がないかと言えば、そんなことはない。
皆さんもそうでしょう。
きっと人生の生き甲斐のはずです。
じゃあ、皆さんはどんなところに
「スポーツの価値」を感じていますか?
「何のためにバスケをしていますか?」と聞かれたら、なんて答えますか?
健康のためですか?
ストレス発散のためですか?
人生の思い出を作るためですか?
答えは一人ひとり違いますよね。
僕が思うスポーツの良さは、
「今この瞬間」に100%になれることです。
そして、日常にはない「非日常の体験」ができること。
勝つ喜びだけじゃなくて、
負ける悔しさも、涙できることも、
感情を解放して仲間と感情を共有できる。
それがスポーツの価値だと僕は思っています。
今しか一緒にバスケができないメンバーとの時間をもっともっと充実したものにしてほしい。
そう願って、情報発信をしています。
「知識を多くの人にシェアしたい」
そう思った時にイメージしたのは「学校」でした。
誰もが情報にアクセスでき、
誰とでも繋がれる今の時代だからこそ、
Web上にバスケの学校を作ればいいんじゃないか。
そのためには元となる「教科書」が必要。
軸となるものがないコミュニティは
ただの無法地帯で情報だけが増えてしまう。
そんな時、「Princeton Offense」と出会いました。
Princeton Offenseとは、
プリンストン大学が行っていたオフェンスのことで、
NBAを含む、全世界で今でも部分的に活用されています。
Princeton Offenseの代名詞は「バックカット」です。
バックカットは、僕にバスケの本当の楽しさを教えてくれました。
パスの楽しさ
味方とプレーを合わせる楽しさ
相手の裏をかく駆け引きの楽しさ
一人では成功させられないからこそ、
「チームプレーの醍醐味」を体感できます。
僕がバックカットを伝え続けている理由です。
Princeton Offenseの中には、
「相手のプレッシャーをいなすバックカット」
「強い相手に勝つための戦略と考え方」
があります。
僕がTwitterやYoutubeでプリンストンの発信ばかりしているのは、
「Princeton Offenseを全国の教科書にしたい」と思っていたからです。
そうすれば、
日本のバスケットボールのレベルが上がり、
指導者も選手も最高のバスケができるはずだ!
そう思っていました。
・・・
でも、現実はそうではありませんでした。
母校の大学生を指導していた時、Princeton Offenseをやっていました。
プリンストン大学の映像を実際に見て、
Princeton Offenseの流れを一から練習して、
バックカットを武器にオフェンスを組み立てる。
選手たちはPrinceton Offenseを通して上手くなったし、
バックカットやパスを楽しんでいるように見えていました。
でも、
Princeton Offenseを取り入れて3年目の年、
キャプテンの子から
「もうプリンストンはやりたくないです」
と言われてました。
その時初めて、選手に窮屈な想いをさせていたことに氣付きました。
その後も僕は同じような経験を何度かしました。
「僕が本当に伝えたいことはPrinceton Offenseの中にあるバスケットボールの基礎や本質なのに、どうしても『プリンストン』という言葉を使うと、選手の中に『プリンストン』という形ができて、その形にハマってしまう」
これは僕の問題でした。
「Princeton Offense」とは、プリンストン大学がやっていたもので、
プリンストン大学の選手とHCのPete Carrilさんが創り上げたものです。
つまり、Princeton Offenseはプリンストン大学にしかできません。
Princeton Offenseは素晴らしい仕組みです。
でも、「Princeton Offense」という言葉を使ったら本当に伝えたいことが伝わらない。
だから、「プリンストン」という言葉を捨てて、
「大和籠球(YAMATO ROUKYU)」を創ることにしました。
「大和籠球」とは、
Pete Carrilさんの哲学を元にした
バスケットボールの一つのモデルです。
では、「なぜ大和籠球ではPete Carrilさんの哲学を元にするのか?」をお話します。
Pete Carrilさんは父親から、こう言われて育ったそうです。
“In this life, the big, strong guys are always taking from the smaller, weaker guys but…the smart take from the strong.
父は、毎回、仕事にでかける前に、賢く生きることの重要性を私や姉(妹)に説いた。「この人生において」と彼は始める。「大きくて強い者は、常に小さくて弱い者を支配している。しかし、賢き者は強い者をも支配できる」と。
(引用:ピート・キャリル(2011)『賢者は強者に優る』p.1)
プリンストン大学は、所謂「ジャイアントキリング」を
1996年のNCAAトーナメント(全米選手権)で成し遂げました。
前年度優勝校でNBA選手を多数輩出しているUCLA大学に43-41で勝利。
バックカットやゾーンディフェンスを駆使して「賢く」戦い、勝利を収めました。
「賢者は強者に優る」
と言葉にするのは簡単ですが、
実現することはとても難しいことです。
でも、そこを目指してやることにスポーツの価値があると思いませんか?
「自分たちよりも強い相手に勝つ」
きっと、どのチームも目指していることのはずです。
勝利で得られる非日常的な体験、
仲間と感情を共有する体験は一生ものです。
それを実現するためには、
「知識」を学んで「賢者」になる必要がある。
でも、「賢さ」に逃げるのではなく「強さ」も必要。
そう、Carrilさんは言っているように僕は感じます。
大和籠球は、Pete Carrilさんの哲学を元に
「賢者は強者に優る」の実現を目指していきます。
もう一つ、Carrilさんの言葉で印象的なものがあります。
” I think there is a relationship between athletics and life. Sports do not build character. They reveal character. They can help you realize who you are, what your potential is, and maybe what it is you have to change about your habits to realize your full potential.
「競技と人生には何らかの関係があると考えている。スポーツは人格を形成するのではなく、人格を露呈する。スポーツは自分自身、自分の潜在能力、そして、その能力に出会うものには、自分のどの行動(習慣)を変える必要があるかを知るための手助けをするものである」
(引用:ピート・キャリル(2011)『賢者は強者に勝る』p.90)
「スポーツを通して人間性を高める教育をしたい」
そう思う指導者は多いと思います。
礼儀やチームを大切にするマインド、
役割を全うすること、時間を守ることなど、
スポーツを通して社会に出た時に役立つことを教えるというのは素晴らしいことです。
僕もそれが大事だと思っています。
でも、Carrilさんは
「スポーツは人格を形成するためのものではない」
と言っています。
「スポーツは人格を”露呈”する」と。
Carrilさんが言いたいことは、
「人生の課題を変えるには、日常の習慣を変えなければいけない。
スポーツは自分自身の課題を教えてくれるツールである」
ということだと僕は捉えています。
スポーツを通して人間性も向上させる。
これができたらいいですよね。
実際にPete Carrilさんがそうしていたように、
大和籠球では「スポーツは自分自身の課題を乗り越えるツール」と捉え、
スポーツを通して人間性を高めていくことを目指していきます。
あくまでスポーツをツールにして。
「バスケを通して人間力の向上を!」
と言うと、キレイゴトに聞こえたり、
「勝利は二の次」みたいに聞こえると思います。
でも、大和籠球が目指しているのはそういう事ではありません。
Carrilさんの「勝利」について、こう言っています。
To win? Not just to play your best? No. What othre reason besides winning is there for sports in the first place? When you strive to win, you find our what kind of person you are gooing to be in later life.
勝つために?単に、ベストを尽くすためのみではなく?そうだ、スポーツにおいて勝利以外に第1に置くべき他の理由があるのだろうか?あなたが勝つために努力するとき、あなたは、後の人生においてどのようなタイプの人間になっていくかを知ることができる。
(引用:ピート・キャリル(2011)『賢者は強者に勝る』p.1)
これも非常に深い言葉ですよね。
「あなたが勝つために努力するとき、あなたは、後の人生においてどのようなタイプの人間になっていくかを知ることができる」
自分はどうだだろうか?と考えさせられます。
Carrilさんが「勝利を第一にすべき」と言うように、
本氣で勝利を目指した先に自分自身の成長があると僕も思います。
勝つことを第一に置かなければ、
「今この瞬間」に本氣になることはできないし、
負けたとしても、本当に大切なものは掴めません。
でも、勝利だけを求めるのも違う。
所謂「勝利至上主義」になってしまいます。
勝ったとしても何も残らないバスケットボールに。
大切なのは「目的」です。
なぜ勝ちたいのか?
勝つことでどうなりたいのか?
勝利を追い求めることで選手に何を伝えたいのか?
そこを決めることが大切です。
大和籠球では、
・指導者としての信念
・理想の選手像
・チーム理念
を言語化する仕組みを創りました。
目的を設定した上で、勝利を追い求める。
そうすることで、
「賢者は強者に優る」を実現して、
バスケを通して人として成長できるはずです。
そんなバスケットボールを目指していきます。
あくまで勝利を第一において。
僕はここ2年間、
「大和籠球 実践コミュニティ」の中で
全国の指導者の方とZoomをしたり、直接指導をしてきました。
合計30回以上、学生チームの指導をしてきて氣付いたことがあります。
それは、
・バスケットボールの基礎力が不足している
ということです。
実際に選手たちのプレーを見ると、
ドリブルやパス、シュート、ピボット、シール、
プレッシャーリリース、ディフェンスのポジショニングなど、
いわゆる「基礎」と呼ばれている技術が足りないことを感じました。
その課題はどのチーム、どの年代でも共通しています。
「賢者は強者に優る」を実現するためには、
こういった基礎力を高めることは必要不可欠です。
逆に言えば、強いチームほど
こういった基礎を徹底しているもの。
大和籠球には、
バスケットボールの基礎技術の指導法を含む
チーム作り、ディフェンスも、戦術戦略なども含めました。
Pete Carrilさんの哲学と合わせて、
大和籠球には「武学籠球」の慎さんの視点も含まれています。
慎さんは大学の先輩で、情報発信を始める前から関わりがあります。
武学籠球とは
「力では到達できない世界」
と呼ばれる武術がもとになっています。
慎さんが実践していることは、
相手のパワーに負けない身体動作だったり、
最小限の力で最大の成果を出す身体動作で、
「身体の本質」を追究したものです。
大和籠球の「賢者は強者に優る」を目指すうえで、必ず役立ちます。
慎さんからのメッセージを紹介します。
みなさん、こんにちは。
武学籠球のまことです。
この度は仲間である原田毅が新たに講座を開くとのことで非常に応援しています。
「賢者は強者に優る」という理念のもと
昨今、日本のバスケ界は急成長を遂げていますが
結果的に選手の成長をうまくサポートできず
大和籠球では
微力ながら私も協力させていただいていますが
みなさんの参加を心待ちにしています。
武学籠球 慎
|
僕はこの大和籠球を通して創っていきたい未来があります。
それは、大和籠球を全国に広めることで
各地で大和籠球を実践するチームを増やし、
みんなで日本のバスケを進化させていくことです。
そうやって、大和籠球を実践しているチームがより良いバスケをして、
勝つ試合を増やしていけば、チームの影響力が広がり応援する人が増えます。
周りの人から注目されます。
そうやって、全国に大和籠球が広がれば、
日本のバスケの基礎力を底上げすることができ、
バスケットボールのレベルはもっと高くなるはずです。
ただ勝つのではなく、勝利を通して人間力を向上させる
「賢者は強者に優る」を実現することで、
周りのチームにバスケットボールの面白さを伝える
そんなバスケを増やしていきたいと思っています。
それが大和籠球のビジョンです。
それでは具体的な内容をお伝えします。
大和籠球は、10年間の学びを体系的にまとめた参考書です。
各カテゴリー別に体系化していて、
それぞれページ毎に解説動画付きでまとめました。
現時点での目次を紹介します。
1.大和籠球とは?
・まず始めに
・理念
・目的
・コンセプト
・参加してくださった皆様へ
・まとめ(PDF)
・動画まとめページ
まず始めに、大和籠球の目的や理念をお伝えしています。
また、大和籠球のまとめ(PDF)と合わせて、動画まとめページも作っています。
こちらでは、直接指導(勉強会)の様子、武学籠球の限定動画、シュートやピボットなどの基礎のまとめ、大和籠球の実演解説動画など、過去に作成した動画(Youtube非公開を含む)を1ページもしくはYoutube再生リストでまとめています。ご自由にお使いください。
・直接指導(勉強会)
・武学籠球 Youtube動画まとめ
・武学籠球 限定動画まとめ
・ドリブルドリル一覧
発信仲間の今井くん(アメリカに留学中)が協力してくれています
・足裏トレーニング
発信仲間の今井くん(アメリカに留学中)が協力してくれています
・大和籠球(導入動画)
2.チーム作り
・目的ワーク
・理想の選手像ワーク
・指導者としての理念作りワーク
・信頼関係を築くために
・自分だけの役割を創る重要性
チームをつくる上で、まず必要になる「目的」や「理念」を創るワークをまとめています。
・指導者としての信念
指導者として何のためにバスケットボールを指導していますか?指導者として、どんなことを大切に指導していますか?バスケットボールを通して選手に何を伝えようとしていますか?そういったことを言語化していくワークを用意しています。
・理想の選手像
選手が自分の「理想の選手像」を創れるワークシートも作成しました。自分の理想の選手像を決めることで目的と目標が設定され、日々の練習の取り組み方が変わります。スポーツは「目標の目的化」が起きやすいですが、きちんと目的をもってバスケットボールをすることで、バスケットボールを通して人間性が成長できるような仕組みを創っています。
・チーム理念
選手たちが理想としているバスケットボールはどういうバスケットボールなのか?を言語化するワークです。画像にあるように「付箋」を使って、選手自身の言葉で理念を言語化し、全員の意思を合わせるミーティング法を紹介しています。選手の内側から出てくるチーム理念は、間違いなく選手の活力になります。
3.指導者スキル
・心意体術の統一
・スポーツスキルピラミッド
・人間力(ゼロボディ+目的志向+チームシップ)
・指導者と選手の関係性(教育・指導・支導)
・指導者スキル(提案・質問・傾聴・実践)
・練習ドリルの作り方「SDDL」
・練習ドリル作成で氣を付けるべきこと
・戦術やスキルよりも大切なこと「取り組み方」
指導者として必要なスキルをまとめています。
「指導者」とは、道を指示して導く人のことです。
そのためには「導く先(選手の目的や目標)」を創るスキル、それを選手に”伝わるように”コミュニケーションをとるスキルなど、様々なスキルが求められます。自分の中にある答えを伝える「教育」も必要な段階はあります。でも、その次の段階、選手の可能性を引き出す「指導者」としてより良いチームを創っていくための考え方をお伝えします。
※武学籠球の視点を引用させていただいています
4.身体動作の基礎
・九節振動法
・お辞儀のチカラ(礼)
・姿勢の秘伝(7つのポイント)
全てのプレーの元となる身体動作の基礎をまとめています。
身体動作の基礎の一つに「礼」があります。
現在NBAに所属している河村勇輝選手がコートに入る前に「礼」を行っていることで有名ですが、どのカテゴリー、どの年代でも試合前に行っていることです。もっと言えば、学校や日常生活の中にも「礼」は当たり前にあります。でも、その本当の意味、正しい形を知っている人は殆どいません。
武学籠球を元にした「礼」のポイント、バスケットボールへの活用事例、その他、プレー中に使える身体動作の基礎(九節振動法や正眼など)をお伝えします。
5.Pete Carrilとの対話
大和籠球の元になっている「Pete Carrilさんの哲学」をまとめた書籍『賢者は強者に優る』を引用して、Pete Carrilさんのバスケットボールへの向き合い方などを深めていきます(Pete Carrilさんの言葉を正しく引用するために原書も扱います)。
こちらの書籍は大和籠球の教科書として手元に置いておくことをお勧めします。この本の内容は読めば読むほど学びがあり、大和籠球を実践する上で、最も基盤となる考え方や言葉が記されています。
6.RONDO
大和籠球でお勧めしている練習ドリル「RONDO」についてのまとめです。
RONDOとは、サッカーの世界で、育成年代から世界トップのプロまで幅広く練習されている基礎ドリルのことです。日本では「鳥かご」と呼ばれることがあるアウトナンバーゲームです。僕自身、このRONDOを実践することで大きな成果を得られた実感から学生を指導する際は必ず伝えています。
RONDOはただのボール回しではありません。サッカーの名選手だったシャビ(Xavi)は、RONDOについて「楽しむことが目的の準備運動?とんでもない」と述べています。
なぜサッカーのプロ選手もRONDOに取り組むのか?RONDOに取り組むことでどのような成果が得られるのか?具体的な練習ドリルと合わせて、指導上の注意点などもまとめています。
7.基礎スキル
・ドリブル
・パス
・シュート
・ピボット
・シール&ミート
・正対
とても重要な基礎スキルをまとめています。
ここでいう「基礎」とは、ボールを簡単に失わない技術のことです。また、ドリブルやパスの指導法、自分に合ったシュートフォームを創る方法やシュートで大切な意識なども解説動画と共にまとめています。
これらは実際に僕が学生たちのプレーを見てきて、どのカテゴリーでも、どのレベルでも必要になる基礎だと感じたことです。強いチームほどこういった基礎が徹底されています。強いチームに勝つためには間違いなく必要になる基礎技術をまとめているので、現場で是非ご活用ください。
8.1対1(オンボール)
【オフェンス】
・いつ1対1のチャンスがあるのか?
・1対1のスキル
【ディフェンス】
・正しいディフェンススタンスの見つけ方
・接触を使ったディフェンスフットワーク
・相手の能力を引き出さない「誘導」
・ハンズアップの考え方(手の使い方)
・無駄のないフットワークを身に付ける方法
1対1のオフェンスとディフェンスのまとめです。
バスケットボールは「1対1×5」で構成されていて、オフェンスもディフェンスも、「目の前の相手との駆け引き」がすべてのベースだと考えています。
僕自身、元々は「1対1にしか興味がない」くらいの選手で、Princeton Offenseに出会う前までは1対1の技術やディフェンスをずっと研究していました。あくまで大和籠球のメインは「チーム」ですが、僕なりの視点での1対1もお伝えします。
また、1対1の技術に関しては武学籠球の慎さんの視点もたくさん紹介します。
慎さんが実践しているディフェンスは一般的なディフェンスと違います。「対応」ではなく「誘導」、「練習量」の前に「正しい姿勢」「正しいフットワーク」を身に付けるものです。
「力では到達できない世界」と呼ばれる武術を元にした身体動作、接触の仕方、誘導などは、世界中探しても慎さんだけが言語化されていて練習ドリルまで落とし込んでいます。
目的は「相手の能力を引き出させない」ということ。ただ、何事もそうですが、すぐに成果が出るものではないので魔法の方法ではないので、チームの事情や選手に合わせてご活用ください。
9.オフボールの合わせ
・オフボールの合わせの原理原則
・ドライブに対する合わせ
オフボールの合わせについて、原理原則から具体例までをまとめています。
ここで解説していることは、僕の情報発信の原点、衝撃を受けた「NBA選手の凄さ」なので、特に力を入れてポイントなどを解説しています。どんなにシュート力が高かったとしても、どんなに1対1の力があったとしても、チームとしてのオフボールの合わせがきちんとしていなかったらそれらの力を発揮することはできません。
どの場面でも応用できる原理原則、合わせのパターン、練習ドリルなどをまとめました。オフボールの動きを変えるとバスケの世界が変わります。「チームプレーの醍醐味」を体感するための基礎です。
10.ボール運び
【個人】
・ボール運びのドリブル
・意識&目の使い方「正眼」
【チーム】
・ミスパターン
・ダブルチームの対処法
・Shadow(ぬりかべ)
・セット「All court Chin」
・トライアングル「Princeton」
オールコートディフェンスに対するボール運びについてまとめています。
強いチームに勝つためには「プレッシャーリリース」が必要です。オールコートディフェンスに負けてエントリーから崩されてしまうのを避けるために、個人としてのボール運び、チームとしてのボール運びの方法や考え方をまとめています。
このページにはこれまで関わってきた学生の試合を分析して「ミスになるパターン」もまとめています。「正攻法」を知ることも大切ですが、実際に現場で必要なのは「ミスパターンを知ること」だと思っています。
大和籠球の全てに言えることですが、この「ボール運び」というものは強いチームに勝とうとした時にどのチームも必要になることです。「ボール運べずに負けてしまった」「どうやってボール運びをしたらいいか分からない」という試合が一つでも減って、バスケットボールのレベルが更に高くなることを願っています。
11.オフェンス
【オフェンスの構築法】
・信念は何か?
・チームの強みは何か?
・目の前の選手が答えをもっている
・DominoとFlow(ズレと形)
・守破離(フェーズの守破離)
【シュート】
・チームで目指すシュートを決める
・ショットクロックの使い方
【崩しのパターン】
・2人での崩し(2on2)
・3人での崩し(3on3)
【Break】
・リスタートの重要性
・ブレイクの作り方と戦術
【Early】
・Earlyの作り方と戦術
【Delay】
・Delayの作り方と戦術
【Half court】
・Princeton Offense
・Cutting Offense(Saint Joseph’s College of Maine)
【ゾーンアタック】
・ゾーンアタックの基礎
大和籠球の元になっている「Princeton Offense」を軸に、オフェンスの考え方や構築法をまとめています。
オフェンスはバスケットボールのほんの一部ですが、きちんと知識を持って、選手を見て、チームの強みを活かしたものにしていかなければ、選手の可能性を制限してしまうものです。ここでは「Princeton Offense」について、Pete Carrilさんの信念と哲学からはじまり、具体的な動き方、よくある守られ方、指導法までをまとめています。
「Princeton Offense」に関してのまとめなのですが、これは「YAMATO Offense」のまとめでもあり、バックカットやPrinceton Offenseのエントリーを使ってオフェンスを創っていく方法です。また、Princeton Offenseよりもシンプルで育成年代にお勧めの「Cutting Offense」についてもまとめています。
また、2対2や3対3の基礎についてもまとめています。これらはどのようなオフェンスシステムを採用していたとしても必要になる「崩しのパターン」です。
12.ディフェンス
【ディフェンスの構築法】
・意識
・熱量と練習量
【2線】
・ディナイ
・チェックバック
【3線】
・正しいヘルプポジション(正中と正眼)
ディフェンスの基礎についてまとめています。
元になっているのは「武学籠球」の視点です。「相手の能力を引き出さない」ということを目的に、3線ポジショニングの正しい位置と目線の使い方、相手を迷わせるディナイなどを解説動画と共に紹介します。もちろん、プレッシャーディフェンスや熱量、一生懸命守ることも必要だという前提です。
チームディフェンスの方法はチームの数だけありますが、ここで紹介しているのは基礎として全チームに伝えたいことです。ページ内の情報は今後の活動の中で随時更新していきます。
この大和籠球は「コンテンツを渡して終わり」ではありません。
知識は現場で活用できて初めて価値になるもので、「知っている」と「できる」は全くの別物です。僕自身それは痛いほど経験しています。なので、皆さんとコミュニケーションをとれるように
Facebook限定グループ「大和籠球オンラインコミュニティ」も作ります。
大和籠球を実践してみて現場で出てきた課題、もっと知りたいこと、追加してほしいコンテンツなどをコメントで教えてください。
オンラインコミュニティは以下のような内容で運営していきます。
・各ページの投稿(解説)
・質疑応答(コメント交換)
・LIVE配信(月1回以上)
今回、10年間のまとめを公開することにしたのですが、実際は「一旦の完成」であって「完全な完成」は僕が死ぬまでできないと思っています。なぜかと言うと、バスケットボールは日々進化していて、僕の中での学びも日々更新されるからです。
大和籠球は「常に未完成」というコンセプトで、
これからも皆さんのご意見を踏まえて更新していきます。
参加後の流れを紹介します。
①登録後に送られる案内メールを確認
※メールが10分以内に届かない場合は「outofsteps30@gmail.com」までご連絡ください
②大和籠球を受け取る
③オンラインコミュニティに参加
〇理念 賢者は強者に優る
〇目的 「技術力」と「チーム力」の向上と同時に「人間力」を高めていけるような世界に通じるバスケットボールの雛形(モデル)を体系化させ、次世代に伝承していくこと
〇大和とは? 「大きく和する」 ・日本の精神性 ・様々な視点を合わせる
〇動画まとめページ ・直接指導(勉強会) ・武学籠球(Youtube動画) ・武学籠球(限定動画) ・ドリブルドリル ・足裏トレーニング ・大和籠球の導入(実演解説)
〇コンテンツ目次(各章) 1.大和籠球とは? 2.チーム作り 3.指導者スキル 4.身体動作の基礎 5.Pete Carrilとの対話 6.RONDO 7.基礎スキル 8.1対1(オンボール) 9.オフボールの合わせ 10.ボール運び 11.オフェンス 12.ディフェンス ※随時更新
〇アフターフォロー Facebook限定グループ 「大和籠球オンラインコミュニティ」 ・各ページの投稿(解説) ・質疑応答(コメント交換) ・LIVE配信(月1回以上) |
今回の大和籠球の参加費は、19,800円となります。
あくまで「コンテンツ料」ではなく、
「コミュニティへの参加費」とお考えください。
この大和籠球は、文字通り、10年間の学びを凝縮しています。
もっと言えば、僕のバスケ人生全てが含まれていて、
動画だけでも200個以上、コンテンツを創るのにも膨大な時間をかけています。
でも、そんなことは現場で使えないと意味がないですよね。
だから、今回はアフタフォローとなる
オンラインコミュニティも付けています。
元々は3万円で販売しようと思っていました。
これは、
「3万円だけど、19,800円にしました!安いでしょ!?」
と思わせるために言ってるのではなく、本当にそう考えていました。
ボリュームと内容を考えるとそれが妥当だと思っていましたし、
アフターフォローでもきちんと関わるという僕の責任の表れでもあります。
でも、それだと
「大和籠球を全国に広める」
という目標を達成できない。
そう思って、この価格にしました。
究極の理想は
「無料で公開して寄付で活動費を集める」
ということなのですが、
今の僕の現状、それができないので、
生活と活動を考えてこの価格にさせて頂きました。
(大和籠球を導入している学生チームへの指導動画もあり、指導者の方から戦略などを無料で公開はしてほしくないと言われていることも関係しています)
ただ、一つお願いがあります。
僕が死ぬ時には、
この大和籠球を無料で公開してほしいのです。
そして、大和籠球を更新し続けてほしいのです。
「してほしい」っていうのはちょっと変でしたね。
でも、そういう気持ちなんです。
この大和籠球は、
「遺書」のような気持ちで
僕の人生をかけて創っています。
「誰でも学べるようにWeb上で公開する」
「後世に残し、自分が死んだ後も進化し続ける」
それが僕の人生の目標です。
もちろん、まだまだ死にたくないし、
やるべきことがあるので死ねないですが、
そんな想いで創っているのはホントのことです。
この大和籠球の理念に共感することがあれば、
「応援」として参加費を払っていただけると嬉しいです。
バスケの基礎力を底上げすること以外にも、
この大和籠球で実現していきたい未来があります。
今はDVDや本の販売、Youtubeが一般的な配信方法になっています。
それぞれ素晴らしい指導者が情報を提供していて、
僕自身、皆さんから学ばせていただいている立場です。
ただ、DVDや本という形は”もったいない”とも感じています。
・更新されない
・コミュニティがない
せっかくの素晴らしい知識も現場で使えないと意味がありません。
現場というのは難しいものです。
学んだ知識がそのまま使える方が稀で、
選手とチームに合わせて指導する必要があります。
必ず「上手くいかないこと」が出てきます。
せっかく沢山の方が購入してくれているDVDや本があるなら、
その購入者のコミュニティをつくれば、意見交換ができて共に成長していけます。
インターネットならそれができるし、更新もしていけます。
僕はこの大和籠球の仕組み
・コンテンツの体系化+コミュニティ
という形をもっと広めていきたいと思っています。
そうすることで、
この業界はもっと活性化して、
配信者同士のコラボが生まれたり、
コミュニティのみんなで成長していけます。
こういったことも踏まえて、
今あるDVDの価格に近付けた
「19,800円」に設定しました。
もし「原田さん、このボリュームと内容でそれは安すぎますよ…。この活動が続いてほしいので3万円でも払います!」という応援の気持ちがあれば(実際にそう言っていただけたことが何度かあります)その気持ちを「Twitterの引用リツイートで大和籠球をシェアする」という形の応援に換えていただけたら有難いです。
「全国の指導者に広めたい」
「一人でも多くの必要な人に届いてほしい」
その一心です。
募集期間は以下の通りです。
2024年12月7日(土)~2024年12月11日(水)まで
一旦、この期間で集まってくださる方と大和籠球を深めて、皆さんのご意見や要望を追加していきます。
その後、アップデートした大和籠球を公開する予定ですが、その際は今以上にコンテンツも進化しているので値上げする予定です。
「今がタイミングだ」と思ったら是非この機会にご参加ください。
大和籠球が皆さんの現場に届き、指導者の皆さんの悩みが晴れて、
バスケットボールに関わる子供たちがより充実した時間を過ごせることを願っています。
そして、
この大和籠球が全国に広がり、
バスケットボールの基礎力を底上げし、
同志と呼べる仲間と出会えることを願っています。
ここまで長い文章をお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、大和籠球でお会いしましょう!
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※現在募集停止中ですが
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現在、募集停止中
次の機会をお待ちくださいませ。
せっかくこのページに来てくださったので
一つ、大和籠球のコンテンツをお渡しします。
①「Pete Carrilさんの信念とPrinceton Offense」
情報発信を始めてすぐの頃、
同じ大学の研究室にいたサッカー部の同級生こう言われました。
「世界の真似をしているだけじゃ、いつまで経っても世界には追い付けないんじゃない?日本独自の何かを創らないとさ。サッカーもそうだって言われてるよ!」
この時の僕はうまく答えられませんでした。
世界最高のリーグNBAから学ぶ。
アメリカやヨーロッパから最先端の知識を学ぶ。
どちらも絶対に必要なことだと思っています。
今はそこに「大和籠球」の視点を加えること、
それが世界に通じるバスケを創ることに繋がると信じています。
「大和」とは、
日本の精神性を表す言葉であり、
「大きく和する」という漢字の通り、
様々な価値観や視点を合わせることを意味します。
大和籠球は僕だけではなく、参加者の皆さんと共に創り上げるものです。
この「大和籠球」がいつの日か、
世界で「YAMATO」として広がるように。
日本のバスケットボールが世界をより良くできるように。
それが僕の人生における究極の目標です。
大和籠球を通して、皆さんと共に成長していけることを楽しみにしています。
原田毅
◆管理人:原田毅
32歳、長野県出身。Twitter「NBAで凄いのはダンクだけ!?」から情報発信を始め、ネット上でPrinceton Offenseを進化発展させるコミュニティ「賢者籠球」を5年間運営する。現在はPete Carrilの哲学を元にしたバスケットボールのモデル「大和籠球」を体系化させ、後世に伝え残していくことを目標に活動中。
志は、先人の想いや経験を引き継ぎ進化発展させることで全ての人が自然体で天命に生きられる場と仕組みを創造すること。
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